第8回 読書コンクール イベント

野田塾では、小学部塾生のみなさんに、より良い読書をすすめるための『読書コンクール』を開催しています。8回目の実施となった今回は、詩人・童話作家である国民的作家の宮沢賢治の作品を課題図書としました。

読書の有益さが伝わる感想文

今回も、読書感想文か読書画にあらわした作品を野田塾各校舎で提出するかたちでコンクールを実施しました。数多くの応募作品から、読書感想文部門で日進校Aさんの「感謝の気持ち」、読書感想画部門で平安通校B君の「セロ弾きのゴーシュ」を最優秀賞に選びました。
Aさんの感想文には、「注文の多い料理店」を読んで、自分が感じたこと・考えたことがとてもしっかり書かれていました。登場人物と自分を重ね合わせて考えたり、賢治の伝えようとすることを感想文の題の「感謝の気持ち」であると受け止めたりと、今回の読書は、Aさんが大きな影響を受けたものであり、とても有益であったことが伝わってきました。

いきいきとした様子が伝わる読書画

B君の読書画には、セロ(チェロ)の演奏が下手だったゴーシュが、動物たちとの触れ合いにより上達し、青年としても成長していく一場面が、とても丁寧に描かれていました。ゴーシュが奏でる音にひかれて集まってくる動物たちと、成長していく素朴でやさしげな表情のゴーシュ自身のいきいきとした様子が伝わってくるものでした。2名の最優秀賞受賞者には、副賞としてトロフィーと図書カードを進呈しました。

賢治の詩集から一節を

最後に、賢治の「春と修羅」という作品から、次の一節をみなさんに紹介します。

きみのようにさ
吹雪やわずかな仕事のひまで
泣きながら
からだに刻んで行く勉強が
まもなくぐんぐん強い芽を噴いて
どこまでのびるかわからない
それがこれからの
あたらしい学問のはじまりなんだ

日進校 Aさんの読書感想文

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