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日本中の教師が授業力を競う全国模擬授業大会

 「全国模擬授業大会」は、栃木県の開倫塾様が創案され、「チョーク一本で教育改革を」をテーマに、教育現場に立つ教師のみなさんの指導技術向上をめざした大会です。毎年5月に足利市、10月に名古屋市で大会が開催されており、10月22日(日)に名古屋市東区の名古屋中学校・高等学校を会場に、第11回目の「全国模擬授業大会 in Nagoya」が開かれました。
 17都道府県から58団体214名が参加。多くの学習塾・中学・高校の教師が工夫を凝らした授業で予選にエントリー。部門(教科)別予選・部門別決勝・最優秀賞決定戦で、日ごろの授業力・技能・工夫を競い合いました。

団体戦1位&渡邉友宣が個人総合第3位に輝く!

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 円周率を知らない時代の人々がどのように円の面積を求めたのか、その試行錯誤の歴史を説明することで中学数学につながる知識をまとめました。板書のレイアウトが素晴らしく、論理的でわかりやすいとの評価を得て、数学部門チャンピオンを獲得。さらに、各部門優勝者で争うグランドチャンピオン決定戦でも第3位に輝きました。
 また、出場団体ごとに総合点で競った団体戦では、野田塾が見事1位を獲得しました。

野田塾の各部門での成績

ルーキー部門:チャンピオン:永田萌

 武士の起源から政権をとるまでの流れを平治の乱における具体的なエピソードや子どもたちにも分かる身近な例を交えてわかりやすく説明しました。前回の内容の確認から始まり、次回への予告で締めくくるスタイルが、参加意識を高めるとの審査員評がありました。

英語部門:第2位:柿木雄祐

 様々あるthatの品詞とその用法について、例文と豆知識を使って印象に残るように説明。中学3年生で学習する関係代名詞の用法についてのポイントをわかりやすくまとめました。審査員からは説明がていねいでわかりやすく、もっと授業を受けたいという気持ちになると評価されました。

理科部門:第2位:溝口隼大

 雲ができる仕組みや雲の種類による特長を分かりやすい例で理解させるとともに、最近注目の線状降水帯についても言及し、地球温暖化にまで思いをはせさせる授業を行い、淀みのない説明やコンパクトにまとめられた解説が評価されました。

団体戦:チャンピオン

 各個人の成績だけでなく、全国から集まった各団体の総合成績でも、野田塾が1位を獲得。教科を問わない指導力の高さが証明されました。


全国模擬授業大会の詳細は、こちらをご覧ください